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Taxiと将来

~タクシー運転者としての心構え~
タクシー事業は、乗客を戸口からと口まで輸送するという他の交通機関にはない、きめ細やかな輸送サービスの提供が可能です。したがって、いつでも誰でも利用でき、目的地まで輸送してもらえるという、乗客にとっては大変便利な輸送機関となっています。
また、乗客はタクシーの安全性を信頼して、見ず知らずの運転者に命を預けています。
タクシー事業は、安全な輸送に対する信頼があってこそ成り立つ事業であるとも言えるでしょう。このように公共の輸送機関の一翼を担うタクシー事業は、その性格上、輸送の利便性と安全性を確保する義務があり、タクシー運転者に求められる責任は、大変重いものがあります。
さらに、タクシー運転者は、公共の道路を営業場所としているため道路交通の場における知識・技術マナー等を熟知したプロとして、一般の運転者からは見られています。
このように、タクシー事業は国民にとって、なくてはならない事業であり、タクシー運転者の社会的責任も重いものがあります。タクシー運転者として、提供するサービス向上を心がけ、信頼される運転者として活躍されることを期待されています。
東京タクシーセンター研修教本より引用
~タクシーについての基本的な知識について~
○タクシー会社
東京のタクシー会社はたくさんあります。
・大手4社
・東京無線グループ
・チェッカーキャブグループ
・東都自動車
・日の丸自動車
・グリーンキャブ
・共同無線タクシー
、、、、etc
※上から順にタクシー台数の保有数順。
勢力図として大きく分けると山手線内は大手4社、西は東京無線、東はチェッカーというような構図です。
~タクシー乗務員になる事でのメリット~
○予定を自由に組み立てられる。
所属する会社や運行管理者にもよりますが、基本的にシフトは自由に組むことが可能です。
前もって予定がわかっていれば、それに合わせて勤務予定表を作ります。
但し、最低出番(月に11~12出番)は、こなさなければなりません。
○時間のコントロール
タクシーは隔日勤務という勤務体系を採用してい営業所が、ほとんどです。
月間最大で13日しか働かないので、時間の自由があります。
残りの17日は休みなので、他に仕事をしながらタクシーをやっている方も多数います。
過去に有給休暇をフル活用し、まる一ヶ月休んで旅行をする乗務員さんもいました。
○収入のコントロール
タクシードライバーのほとんどが、歩合制の給料システムです。
売上に応じて給料が変わります。
翌月に収入をたくさんほしいときは、頑張って売り上げを作ればいいです。
逆に今はそんなに収入が必要のない方は、最低限の仕事をこなして早めに帰ってもOKです。
但し、最低勤務時間が会社によって決められていますので、それより前に帰庫する場合は、距離オーバーの可能性があったり、体調不良になったりしない場合は帰庫できません。
~タクシー乗務員になる事でのデメリット~
○テコが利かないので、どんなに頑張っても1000万円程度の年収が限界。
※ちなみに日本人の平均年収は、1,200万円です。
○他の職業に比べて、事故や危険な場面に遭遇しやすい。
○隔日勤務だと不規則な生活になり、体を壊しやすい。
○交通違反の罰金は、すべて自腹。
○固定給ではないので、前年度より給料が悪いと税金がキツい。
○サラリーマンと違って、欠勤するとほぼ給料なし。
~料金メーターについて~
参考サイト↓

タクシーの金額というのは時間と距離で決まりますが、例外もあります。
羽田空港定額運賃↓

成田空港定額運賃↓(国際自動車)

○タクシーチケットについて
JCB、VIZA、東京4社チケット、単独チケット、愛のチケット、京交信、名鉄タクシーチケット、個人タクシー専用チケット、会社発行チケット、色々あります。
○スーパーサインについて
スーパーサインとは、タクシーのフロント左側に置いてある営業状態を表す表示板です。
裏面は、乗務員証が差し込めるようになっています。
・空車
誰も乗っていない状況で営業中であることを意味しています。
また東京のタクシーは、空車時にライトの点灯と共に行灯が点灯するようになっています。
・賃走
お客様が乗っている状態のサインです。
スーパーサインに何も表示されないで走行しているタクシーも、実車中であることを意味しています。
・回送
営業していませんというサインです。
主に休憩に向かう時や会社に帰る際に表示します。
また繁華街では回送表示にしたまま走行することはできません。
・迎車
お迎えの車であることを意味しています。
私の会社では迎車にしてから3分以内なら、迎車を解除してお客様をお乗せして良いというルールがあります。
お客様に於かれましては、急ぎでタクシーに乗りたい場合、迎車表示のタクシーでも手を挙げて乗車意思を示してみましょう。
・貸切
メーター料金で走行していないタクシーです。
1時間単位や1日単位での貸切営業車です。
・予約車
お客様が乗っていない状況ですが、運送契約が成立している状態であるサインです。
迎車の際に一定の時刻が過ぎたときや、お客様が買い物などの寄り道をしている状況で表示します。
・割増
青タン中(22時~翌朝5時迄)に実車であることを意味しています。
通常のタクシーは、夜の22時~朝の5時まで2割増の料金になります。
・高速
実車中に高速メーターで走行しているタクシーが表示しているサインです。
高速道路を走っている間だけは、距離メーターだけで料金が加算されていく仕組みです。
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東京のタクシー2015(一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会)※全56ページ
タクシー事業の現状について(国土交通省)※全14ページ
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~タクシーの将来~
皆さんは、タクシー業界の将来をどのようにお考えでしょうか。
・タクシードライバーの目線
・タクシー会社経営者の目線
・お客さんからの目線
・IT業界からの目線
・サービス業界からの目線
・ライドシェア業界からの目線
・自動車メーカー業界からの目線
etc,,,
私、タクシードライバー目線で将来を結論から言うと、、、
「売上と給料の均一化が図られ、給料が低水準化する」です。
これには列記とした理由があります。
理由その①
現状のままだと日本の経済が良くなるとは思えない。
タクシー業界に女性が参入してきている現状を見ると、かなり日本経済が逼迫していますね。
労働者の給料の平均が下がってきているので、タクシー利用率も下がります。
理由その②
外資系企業の増加の影響で、接待交際費が減ってきている。
故に夜のタクシー利用率が減る。
実はタクシー業界の売上の6割以上が、夜の時間帯から深夜帯の売上なのです。
理由その③
ライドシェアの参入で、タクシーの利用率が下がる。
ライドシェアのサービス向上は、目に見えて良くなっていくでしょう。
理由その④
配車アプリの導入により、運転手の腕や技術、経験に価値が無くなっていく。
トップドライバーの存在価値は、次第に薄れていくでしょう。
理由その⑤
働き方改革の影響により、有給休暇の強制力が増大。
法律を破った者に対する厳罰化の影響で、乗務日数と乗務時間の目減り。
理由その⑥
繁華街での白タク行為が日常的に行われていて、その犯罪行為を見破りづらい。
警察やタクシーセンターは撲滅のために動いていると、口で言っているだけ。
改善が見られず、具体的な結果が全く見えていない。
タクシーの違反よりも、白タクを野放しにしている方が問題あり。